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2024年11月24日
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晩御飯

2006年10月12日

http://blog.seesaa.jp/tb/25306350からのTB

日本は広いと思った。
日本の色々な処で、その地方でしか食べられない秋の味覚が、あちらこちらのブログでUPされている。

この記事の、TB元(土佐のNET友)でも、旨そうな天然の安田川の幸が満載で、食通(を気取っている、ただの貧乏料理人)の私も、よだれが出る始末だった。

いくら流通が、これだけ発達しても、土佐の高知で漁獲された日本一の鮎を、都心で食すにはかなり無理がある。
漁獲されて集荷、運送、店先に並ぶのに、半日以上はかかるだろう。況してや、陸上輸送だと、丸一日かかりそうだ。

最近、歳のせいか、肉なら、ほんの少しで良いから、旨い肉(高級な肉というわけではない)を、食べたい。
しかし、魚が良いな。
子供たちは、まだまだ肉が良いらしい。
しかも、質より量だそうだ。

昨日は休みだった。
都心に住まう私には、地元産の食い物には恵まれていない。
しかし、築地市場ほか、生鮮三品の巨大市場の膝元に住んでいるという食事情があり、(金に糸目をつけなければ)どんな物でも、手に入る。

昨日の晩飯に、静岡県近海の、赤尾鯵(アカオアジ)を購入した。
正式には、アカオムロというムロアジの仲間だと思うが、一般に赤尾鯵と、呼ばれている。
足が早い魚で、ちょっと前までは、地元でしか食べる事が出来なかった(らしい)
流通システムに感謝!!

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胸鰭、背鰭が綺麗な紅色で、美しい。
丸々とした魚体で、かなり脂が乗っている。

 

 

 

 

 


相変わらず、ビール(第三酒)を呑みながら、刺身にしたのだが、この赤尾鯵、初めて扱う魚で、今まで見た事が無かった。本当に脂が凄くて、捌いている最中に、何回も包丁をペーパータオルで拭くことになってしまった。

今回は、(死んでるけど)活造りにしてみました。574b6331jpeg

 

 

 

 

 

 


奥に鮪があるのは、ご愛嬌(笑)安かったんで(笑)

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最近、仕事に対して思う事…

食い物を作る仕事は、子供のころから現実に職業になるまで、選択肢には無かった。

子供のころ(小学生、低学年)から機械物、生物、汽車が好きで、博物学者、メカに囲まれた仕事(今で言う、子供向けヒーロー物ドラマで、本部で働く人たち)、蒸気機関車の機関士になりたかった。

この仕事は、嫌いでは無い。(大好きでも無いのだが…)

生活のために仕事をしているわけ(当たり前)なのだが、こんな事は、言うまでも無い事だ。

心の中ではこんな事を考えている。
自分(家族)が旬の旨いものを食いたいがために、腕を磨き、目利きをしているのでは無いだろうか…と。。。

 

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Comment
旨かったっす(^^v
赤尾鯵、私も初体験でした。
丸のままの写真では、分かり辛いと思いますが、お造りにした時の写真は、綺麗な尾鰭が見たままの色で、写っています。
綺麗な紅色でしたよ~
味は、鯵と言うよりは、ハマチやカンパチに近いかな?

鯵の仲間も、色々な種類あって、開きになるのは、真鯵(小サイズ)、ムロ鯵(大サイズ)ですが、鯵といえば、やっぱり開きですよね(^^)

料理は職業ですから、最低限のことが出来なかったら生活できないしね。
私の場合、もうひとつの要素があります。
過去の付き合いの中で、良き師匠に恵まれたと言うのもあります。
若いころ、鮨職人の方と、和食で京都四条流の八寸の免許保持者の方(この御二方は友人です)に、かわいがって頂いた事が、今の生活の基盤になっています(感謝!)

刺身が乗っかっている黒い皿、お気に入りなんです。
三十年前に、浅草で買った、一枚150円の安物の洋皿ですが、下手な和皿よりも料理が映えるんですよ~
良いなぁ~♪
赤尾鯵って初めて見ました
その名の通り尾鰭が赤いのね~
鯵ってちいさい物だと思っていたけど まな板の上にドッシリと・・・大きくて美味しそう♪
かおちゃんが目利きして腕を振るった料理を食べて笑顔になる・・・
料理出来るって 素晴らしいなぁって思うよ♪
鯵と言えば・・・開き???ぐらいしか思い浮かばない私にとってはその才能羨ましい限りです。
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