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2024年04月20日
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ノロウィルス

2006年12月18日

今、ノロウィルスが、全国的に猛威を振るっています。

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何十年も前に、調理師試験を受けるに当って、ヨッパで一夜漬けの受験勉強をした時に、初めてこの言葉を覚えました。(但し、当時覚えた単語は、小型球形ウィルス)

当時(まだ新婚でした)、ジャズスナックの、雇われマスターをしていましたが、同じ地域のマスター同士付き合いでこんな決め事がありました。(呑みの話ですけどね)
各お店は朝五時に閉店するのですが、当然延長があります。一番遅くまでやっている店に、集合して、マスター同士で飲み会をしようという取り決めをしました。
その宴会の席で、みんなで調理師試験を受けようかという話になり、みんな乗り気になりました。
仕事終了後に、酔っ払いながら受験勉強をした事を今でもリアルに思い出せます。

脱線しましたが、これからが本題です。
たかが料理人の知識(&WEBの力)が、私の友人たちの役に立てれば最高です。

調理師試験には、調理理論、調理技術、食品衛生法等、幾つかの科目があるのですが、食中毒系の項目も当然あるわけですね。


■ノロウィルスとは …(当時は小型球形ウィルスで覚えました。)
http://www.takasugi-seiyaku.co.jp/prdt/04_norovirus.htmlより一部?ほとんど?抜粋)
以前は小型球形ウイルス(SRSV,Small Round Structured Virus)と呼ばれてましたが、ウイルスの遺伝子が詳しく調べられるようになると、「小型球形ウイルス」には2種類あり、そのほとんどは、いままでノーウォーク様ウイルスと呼ばれていたウイルスであることが判明し、2002年8月、国際ウイルス学会で正式に「ノロウイルス」と命名されました。(もうひとつは「サポウイルス」)この分類に基づき、2003年8月から食品衛生法において「小型球形ウイルス」は「ノロウイルス」に改められました。 

直径38ナノメートル(1ナノメートル=百万分の1ミリメートル)
汚染された生牡蠣など、二枚貝を食べる事によって感染し、人から人へと、直接感染すると、当時は覚えました。
最新情報では、二枚貝からの感染は少なく、直接感染が主たる原因となっているようです。
細菌のように食品中で増えることはなく、ヒトの体の中(腸管内)でだけ増えることが出来ます。
数個のウィルスが体に入っただけで、発症する可能性がある、強力なウィルスです。

症状
潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。通常、これら症状が1~2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。
また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。

治療法はありません。菌ではなく、ウィルスですから…
強いて言うなら、下痢や嘔吐による脱水症状を防ぐための水分補給(点滴)、整腸剤の使用です。(いずれも対症療法)

予防
空気感染(粘膜感染)しますので、うがい、徹底的な手洗いの励行、貝類の刺身は控える、人ごみは控える等々…
一部は、これから流行るであろう、インフルエンザと共通しています。

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Comment
人ごみ…
困った事に、客商売も、感染率が高そうで…
まぁ、心配しても、しなくても、結果が同じなら、しっかり予防して、心配しないのが一番楽かな?
無題
こわいですね~
電車に乗って通勤している娘が一番感染率が高そうで心配だ…
ちゃんとお手手を洗ってるかしら?!(~_~;)
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